「仕事ができる」だけじゃ足りない!後継者に欠かせない人間性とメンターの力とは?
社長の後継者の教育は誰がする?
先日、オーナー企業の社長さんの集まりに参加した際、後継者教育の話題になりました。ある社長は「息子は数字に強く、営業もこなすが、人の心をつかむ力がまだ足りない」と悩んでいました。
確かに後継者は仕事ができるだけでは不十分で、人間性や社員からの信頼を得る力が欠かせません。ところが、社内には同じ立場でその育成を担える人材がいないのが実情です。
そこで有効なのが外部のメンターの存在です。
例えば別の企業では、外部の経営経験者をメンターとして迎えたことで、後継者が「社員に耳を傾ける姿勢」を身につけ、組織の雰囲気が一気に良くなったそうです。
後継者は孤独になりやすい立場ですが、第三者の伴走者がいることで視野が広がり、人格的にも磨かれていきます。
後継者教育には外部メンターが欠かせない――これは多くの企業に共通する現実だと感じました。
![株式会社プロシードワン [ ProceedOne ] 新堀 進 / エグゼクティブ・コーチング、経営者コーチング](https://shinborisusumu.com/wp/wp-content/uploads/2024/01/logo26.png)